転職サイトは「求人を探すため」だけに使わない

公務員 転職

こんにちは。
JHorse〜Lifeを運営している慶次です。

私は約13年間勤めた公務員を辞め、現在は民間企業で会社員として働いています。

前の記事では、公務員を辞める前に考えてほしいことを書きましたが、

ここからは、公務員からの転職を決断した方向けに少し発信していこうかなと思います。

転職をするにあたって、ほとんどの方が転職サイトの利用を考えると思います。

実際、転職サイトを選ぶとき、

「求人数が多いサイトを選びましょう」
「サポートが充実しているサイトがおすすめです」

という情報をよく見かけます。

サイト選びも大切だと思います。

ですが、「選び方」よりも「使い方」の方が重要だったりします。

公務員から転職した私が、今からもう一度転職活動をやり直すなら、次のような使い方をしようと思います。

それは、

転職サイトを「転職先を探す場所」ではなく、「今の自分の働き方を査定する場所」として使うことです。

① 今の仕事を「求人票」にしてみる

まず転職サイトを見る前に、一度自分の公務員(現在の職場)の仕事を求人票にしてみてください。

例えば、

  • 年収
  • 年間休日
  • 有給休暇(年次休暇)
  • 残業時間
  • 通勤時間
  • 各種手当
  • 福利厚生
  • 仕事内容
  • 転勤の可能性
  • 定年までの安定性

などです。

仮に、

「今の職場が民間企業の求人として転職サイトに掲載されていたら、自分は応募するか?」

と考えてみてください。

これ、意外と面白いと思います。

毎日働いていると、不満ばかりに目が行きます。

しかし、今の職場を求人として客観的に見てみると、

「年間休日てこんなにあったんや」

「この年収でこの勤務時間なら結構条件ええやん」

となるかもしれません。

逆に、

「条件だけ見ても、やっぱり自分には合ってへんわ」

となるかもしれません。

今の職場を辞めるか考える前に、まず今の職場を一つの求人として評価してみて下さい。

私はこれをやっておけば良かったと思っています。

② 「年収」ではなく「時給」で比較してみる

求人を見ると、どうしても年収に目が行きます。

例えば、

現在:年収500万円
転職先:年収550万円

だったら、

「50万円上がるやん!」

と思います。

でも、本当に条件が良くなったのでしょうか?

今の職場より、

  • 残業が増える
  • 年間休日が減る
  • 通勤時間が長くなる

のであれば、年収が50万円増えても、自分の時間は大幅に減っている可能性があります。

だから私は、年収だけではなく、

「自分の時間をどれくらい会社に渡して、その対価をいくらもらうのか」

という考え方が大切だと思います。

特に家族がいる人にとって、年間休日10日の差は小さくありません。

10日あれば、家族で何回出掛けられるでしょうか。

子どもと何時間一緒に過ごせるでしょうか。

給料だけを比較するのではなく、時間も含めて転職条件を比較し下さい。

これは非常に重要だと思います。

③ 「公務員経験者歓迎」だけを探さない

公務員から転職するとき、

「公務員経験を活かせる仕事」

と検索したくなると思います。

ですが、少し違う探し方も試してほしいと思っています。

自分は公務員として働いてきた」よりも「私はこのような仕事をやってきた」
ということにフォーカスして下さい。

「自分は13年間で何をしてきた?」と仕事内容を細かく分解します。

例えば、

「窓口業務」

ではなく、

知らない人に制度を分かりやすく説明してきた。

「書類作成」

ではなく、

間違いが許されない文書を確認しながら確実に作成してきた。

「関係機関や部署との調整」

ではなく、

立場や考え方の違う人たちの間に入って話をまとめてきた。

という見方もできます。

こうすると、

「公務員として何をしていたか」ではなく「どんな仕事内容にどんな能力を使って仕事をしていたか」

が見えてきます。

その能力をキーワードにして求人を探してみて下さい。

すると、「公務員 転職」で検索しているだけでは出会わなかった仕事が見つかるかもしれません。

④ 求人を何件か保存して「共通点」を探してみる

これもぜひ一度やってみてほしい方法です。

転職サイトを見ながら、

「なんとなく気になる」

程度で構わないので、求人を数件保存してください。

業界がバラバラでも構いません。

そして何件か集まったら、

「なんで自分はこの求人を保存したんやろ?」

と共通点を探してみます。

すると、

「全部土日休みやな」
「年収より勤務時間を見てるな」
「人と接する仕事ばっかりやな」
「小さい会社に惹かれてるな」

などが出てくるかもしれません。

それが、自分でも気付いていなかった転職の条件かもしれません。

最初から「自分に向いている仕事」を完璧に見つける必要はありません。

気になる求人を集めて、後から自分の興味を分析する。

転職サイトには、そんな使い方もあります。

⑤ 同じ条件を「総合型」と「公務員特化型」の両方で相談する

公務員から転職するのであれば、公務員の転職に特化した転職サイトがあります。

一般的な転職サービスと、公務員からの転職に詳しいサービスを比較する

という使い方も面白いと思います。

例えば両方に、

「32歳・公務員経験13年・この内容ならどんな転職先がありますか?」

と同じ条件を伝えてみます。

そこで紹介される仕事を比較しましょう。

一般的な転職サイトからと、

公務員からの転職を扱っているサイトからでは、

紹介される仕事や答えは違ってくると思います。

それにより、別の視点や選択肢が出てくるかもしれません。

一人の担当者の意見を「自分の市場価値」だと思わないこと。

積極的に様々なサービス、サイト、エージェントを利用して下さい。

⑥ 「転職するか」を決めるために転職サイトを使う

私はこれが一番大切だと思います。

転職サイトを見る

   

外の世界を知る
   
↓

今の職場と比較する

   ↓

家族と話す

   ↓

それから転職するか決める

これが一番実用的です。

実際に求人を見た結果、

「今より条件悪いやん」

となったら、公務員を続ければいいし

逆に、

「こんな働き方もあるんや」
「この仕事なら挑戦してみたい」

と思える求人が見つかれば、そのとき初めて本格的に転職を考えればいいと思います。

転職サイトは、公務員を辞めるためのサイトではありません。

私は、

「自分にはどんな人生の選択肢があるのかを調べるツール」

くらいに気楽に考えてもいいと思っています。

辞めるかどうか迷っている人ほど、まず外の世界を見て比べて下さい。

ここで注意なのが、転職を考えている人なら誰でも起こりうる事が

「他の職場が全て魅力的で良く見える」
いわゆる、隣の芝は青く見える状態です。

前述のように、必ず今の自分の職場を客観視して下さい。

その結果、

「やっぱり公務員ってええ仕事やな」

と気付くことだってあると思います。

それも十分価値のある答えだと思います。

頑張る現代人に幸あれ!

JHorse〜Life 慶次

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